2004-03-13 白石一文の「見えないドアと鶴の空」 book 白石一文の「一瞬の光」自体は僕のとても大好きな小説。 とてもつらい内容だけど必死に生きているというのに力づけられた。 今回の「見えないドアと鶴の空」は、 主人公の設定や行動が村上春樹の主人公のようなところがあって、 そこがあまり僕には共感できなかったけれど、 小説に散りばめられた哲学の内容はためになった。 すぐこの内容が理解できるとか実践できるものではないけど、 これから生きていくのに必要なことなんじゃないかと思った。