フォーン・ブース

なかなかはらはらさせる映画だった．
途中舞台っぽい台詞回しがあって*1，それが逆にちょっとおもしろかった．
人をどこかで見下してしまうこと，自分が上だって思ってしまうこと，
自分で気づかずに自分もやってしまっている．
同じように，なにかモノを見たときに自分の中でランク付けをしてしまう癖があると最近指摘された．
なにかに順位をつけることはわかりやすい．
しかし下の順位をつけたものに関して自分の関心が向きづらくなってしまう．
順位をつけることより，自分の共感できるものにたいしては別のものだとして並列に共存させたほうが，
なにかに気づく，なにかがわかるというときには役にたつ．もちろん何かを作る場合もそうだろう．

そのほかの感想としては，自分をわかってくれる人とか好きな人に対して，
自分はなんでこんなにも駄目なんだろう，自分とは不釣合いだと僕もよく思う．
駄目だということを認めるところからはじめればいいのかな．

*1:見たことないけど