オールド・ボーイ

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虎の門で井筒監督が絶賛だったのでつい見に行ってしまった。
見終わってからかなり疲れたぐったりした。
主演のおじさんがものすごい演技をしていた。
あんな演技ってちょっとほかにできていない。

なんだかずっとストーリーは暗い映画で、
どうにか最後にハッピーエンドにさせたってところが
かすかに救いがある。
多分、主人公の出身の高校がキリスト教だってところで、
救いを最後に描いたのだと思う。
そのほかにも、自分がしてしまった罪に対して、
しっかりと罰をうけて救いを求めたりするところとかもキリスト教的だ。
多分、カンヌでうけたというのはそういうことろもあるんじゃないかなと思う。

後は、なんだかんだこういうストーリを描かれると
ファイトクラブを僕は想像しなくてはならない。
最後のビルの上での戦いなど僕は、タイラーとジャックの戦いを想像してしまう。
で、やっぱりいい映画なんだけどデイビッド・フィンチャーの映像に比べると負ける。
うん。そこはなかなか勝てませんな。