バトルフィールド

shingoy2005-03-26

今日大学の卒業式だった。
先生の一言

これから絶対どこかで壁にぶち当たるけど、
それは自分で作り出している限界だ。
自分のやり方次第でどうでもそんな限界は突破できる。

たまたま、今日届いた輪読本で「発想する会社!」を読んでいたので、
とてもガツンとその言葉が響いた。
発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
この輪読本では、世界一のイノベーション集団であるIDEOの発想法について記してある。
どのように、発想をすると問題は解決されやすいか、
その解法をどのように社会にコミットさせていくかということが示されている。
革命的な技術がすでに出尽くしたと思われている21世紀において、
僕らがぶち当たるのは、様々な壁だと思う。
これから自分たちは、この国はどのように発想をして創造を行うのかということを考えるのを
自分の哲学としたい。そのための題材として、ユビキタスというものを考えて生きたい。
そう思って、僕は卒業式後の飲み会には参加する気分じゃなくなって湘南台に向かった。


湘南台に着いたら、予定の時間には遅れていて、すでにミーティングが始まっていた。
その中でいかに自分が得てきた知識をどのように今度のフィールドで使えるかということを
考えて、少しは手助けできたはず。
そしてさくっとミーティングを終えて、みんなは元の作業に戻っていった。
すごい楽しそうに新しくきた機材をみんなでいじったり、
これから数日後にある合宿がたのしみだーって言われたり、
でてきた問題を解決したり、新たなメンバーとであったり、
ああここが僕の2年間のバトルフィールドなんだなって実感した。
そして、僕がほしかったのはこんな環境だったんだって思った。
2年間必死にみんなについていって、どうにか僕も自分が誇れる道具を作りたい。
そして、いつのまにか世界をここから変えていきたいなんて卒業式だったからちょっと強気のことを考えた。