身体を忘れる

この前バカの壁を読んでいて,確かに体を動かすことを忘れているっていうのがあるなと思った.
ほぼ日をよんでいるとそのことについて書いてあった.
http://www.1101.com/ghibli/2004-07-28.html
うーん.確かに.最近頭でっかちになってるぞ.
そこで,先輩*1のブログで紹介している*2佐藤雅彦教授の本*3を買って読んでみた.
砂浜
そっか,別に文章でもさまざまな感覚を伝えることってできるんだという当たり前のことに気づく.
そして,この本を読んでいると,様々なところでひとつの動作についてきちんとかかれている.
たとえば,野球のボールを投げる様子とか,海にどのようにたどり着くかなど.


親父の子供のころの話で,小刀でなんでも作っていたということを思い出した.
僕もある程度はできるが,そこまで上手に小刀だけで何でも物を作れるわけではない.
そういうのをどうにか今からでも手に入れていきたい.そうだキャンプに行こうと改めて思った.


それとこの本の流れの上手さに舌を巻く.
主人公の少年が単純に時系列にそって成長していくのでなく,こっちにとんだりあっちにいったりしながら徐々に成長していく.
そんな感じが読み取れた.